郵便局でお金を送金する方法としては
ATMで送金する方法もありますが、郵便局の振込用紙を使って
送金するというやり方もあります。
この振込用紙については、別名「払込取扱票」と言いますが、
青色の用紙と赤色の振込用紙がある事を知っていますか?
郵便局の振込用紙でよく利用されている2種類の色ですが、
自分の送金したい相手がいれば、青色の振込用紙に
必要事項を記入すれば簡単に送金する事ができます。
それぞれの違いや手数料と
書き方についても徹底解説します。
振込用紙の赤と青の違いは何?
・赤い振込用紙
こちらは送金にかかってしまう手数料を
「相手が負担」してくれる場合に使います。
つまり、相手のお店や企業が
先に手数料を負担してくれている振込用紙です。
自分が何らかの商品やサービスを購入した時などに
相手から振込用紙が送られてきた時には「赤色の用紙」が届く事が多いです。
この場合には振込用紙に記載されている
金額のみの支払いとなり手数料は相手が請求されます。
・青い振込用紙について
青色の振込用紙は送金にかかる手数料を
「自分が負担」する場合の用紙です。
そのため払込用紙に記載の金額+手数料を支払うことになります。
商品やサービスの購入などでも青色の振込用紙が届くことはありますが、
比較的赤色の方が多いです。
また、青色の振込用紙は郵便局に行けば貰うことができ、
相手の氏名や口座番号などの必要事項を記入して簡単に送金する事ができます。
受取人は振替口座である必要がある
振込用紙を使って受取人の振替口座に対して
現金を送金する事を「通常払込み」と言います。
受取人の口座の記号、番号が0始まりの口座(振替口座)に
対してしか使うことができませんので注意が必要です。
記号、番号が1から始まる総合口座もありますが、
そちらの口座へ振込用紙での送金はできません。
こちらは振込用紙が青色でも赤色でも同じです。
なんらかの商品やサービスを購入しようとして
送られてきた振込用紙であれば、記号、番号、
加入者名(受取人)などは記載されているでしょう。
ATMで振込用紙を使った送金の手順は?
1、まずはATMの画面でご送金(ペイジー)ボタンを選択
2、払込書読み取りのボタンを選択
3、払込書の挿入口に用紙をいれる
4、記載の内容に間違いがないか確認する
5、金額も入力して間違いがないか確認する
6、支払い方法も選べますが現金での送金なら現金ボタンを選択
7、自分の電話番号を入力
8、紙幣や硬貨などの投入をして金額に間違いがなければ送金します。
振込用紙をATMで送金する事で振込手数料が安くなる
ATMについては設置されている場所はたくさんありますよね。
例えばこんな場所で設置されています。
・コンビニ
・ショッピングモールのATM
・銀行ATM
実は上記の場所にあるATMでは振込用紙(払込取扱票)での送金は
できないようになっていて唯一できるのは郵便局設置のATMのみとなります。
郵便局にあるATMを使って振込用紙で送金すると
窓口で受け付けしてもらって送金するよりも50円安く送る事ができます。
窓口での送金ですと人件費がかかりますが、
ATMでの処理を行うからこそ少し割引されているという事です。
郵便局での振込用紙での送金でかかる手数料ですが、
「2019年の4月1日に値上げを行った新料金」
その後に増税による影響もあり変わった金額が下記になります。
送金額 窓口 ATM
5万円未満 203円 152円
5万円以上 417円 366円
ATMで振込用紙を使って送金する際には
受取人が誰からの送金なのか分かるように用紙の氏名、住所、電話番号を書く欄は
きちんと記入しておくように注意が必要です。
振替MTサービスという郵便局が用意している法人向けの
ものに加入している会社から発行された振込用紙で
送金をする場合にはさらに手数料が安くなります。
送金額 窓口 ATM
5万円未満 122円 71円
5万円以上 336円 285円
MTサービスは事業主向けに用意されているものです。
払込票でたくさんの顧客からの入金がある会社は管理が大変です。
1日の通常払込の内容をまとめてペーパーレス化して
データとしてまとめて事業主に届けてくれるため、
入金情報の管理が簡単になるサービスです。
まとめ
振込用紙での送金をするには郵便局窓口か
ATMでできることを紹介しました。
また、用紙の色には青と赤があり
手数料をどちらが負担するのかによって使い分けをすれば
いいことを解説させて頂きました。
2019年4月に料金が変更になっていますが、
新しい料金でもATMでの送金が安いので青色の振込用紙で
相手の振替口座に対して送金するならATMの利用がおすすめになります。
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